10月27日、仕事明けの朝、まだ勤務中に弟から携帯に何本も着信がありました。
どうせ姪っ子達が遊んでかけているか、間違いなのだろうと思ったのですがLINEにもメッセージが入っていました。
「おとんが倒れて救急車で運ばれた」
勤務明けすぐに弟へ電話するとすでに病院で、検査が終わり病室とのことでした。
診断は「脳出血」
言葉や動作に麻痺が出ているようです。
もともとかなりの高血圧だったおとんなのでいつかはと覚悟があったものの、いざそうなるとショックはデカいものでした。
とにかく動いてないとダメ、動くことが好きなおとん。今後何かしらの麻痺が残るでしょうが、それに対しての精神的ダメージがどれだけあるのかと。それが1番の気がかりです。
そして長年連れ添ってきたおかん。もしかしたら本人以上にダメージを受けてるかもしれません。
職場の同僚の後押しもあり、今は実家へ向かう機内の中です。おとんのことだからきっと今の自分を見られたくないことでしょう。俺の前ではいつも強がってきたおとんですから。でも今は息子として、家族として今まで育ててもらった分の心も力も還元していきたいと考えています。
そう言いながら自分自身もSNSで発信したり、見たり、リアクションすることで気を紛らわしている感じです。
正直これから病院へ行き、どういう顔で、どう接すればいいのか。
「だから気をつけろって言ったじゃん!」
「大丈夫?」
「命があるんだから良かったよ」
「頑張ろ」
どう声掛ければ良いんですかね。
おとんの顔見て、俺の顔を見た時の表情から自然に出る言葉でいくしかないですかね。